私にはパートナーのウェブ開発者がおりますが、他のウェブ開発者の方ともお仕事しています。他州の方もおられ、業務コミュニケーションはメールがほとんどですが、話し合いをしないといけない場合は電話やビデオ電話で。
デジタルのマーケティングのマテリアル制作においては、テクノロジーとクリエイティビティ、両方が備わっているのが最強です。ウェブ開発者とデザイナーでチームを組むと、それぞれが得意な分野で力を存分に出すことに集中できるので、ウェブ開発者だけ、もしくはデザイナーだけで作る1人観点でのウェブサイト作成と違い、クライアントさんのニーズに100%以上応えられ、また隅々まで行き届いたプロジェクトの仕上がりを期待できるというメリットがあると思います。
一般的な話ではありますが、片方が欠けるとこのような展開になる可能性が高まります。
- その人のスキルと知識の範囲内だけでどうにか仕事を済ますため、技術的、機能的、またクリエイティブな要望に十分応えてもらえない。
- グラフィックなどの画像の選択が無難なストックフォトやイラストを使っただけなど、競合との差別化に注力していなかったり、特徴がなくターゲット層への説得力にかけるものが出来上がってしまう。
- 全ての情報が最初に整理されず、テキストが流し込まれただけのようなウェブサイトのため、初めてのビジターにはどこに何のページがあるのかがわかりにくい。
- 機能は沢山あり正常に動くが、ナビゲーションがイマイチでどこからどのページに行くなどがわかりにくかったり、字が読みにくかったり、サイトがクライアントさんのお客様達にとって魅力的に見えない。
- パッと見の見映えは良いけど、クリックしだすとページの動作スピードが遅かったりUXがイマイチで、ビジターを遠ざけてしまう原因を知らない間に作ってしまう。
- サイトがハッキングされたりダウンした際、どうすれば良いかアドバイスを教えてくれない。
技術的な面とクリエイティブやアーティスティックな面の両方をカバーし、そして(多過ぎない)複数人数でプロジェクトを担うと、1人で完結するのとは違い提案や問題解決のアイデアの量も多くでます。これはクライアントさんにとって最大の利点となることでしょう。
開発者の方のクライアントさんのプロジェクトでしたら、私の方ではデザインの部分のみを担当することになりますが、プロジェクト毎に多少差がありますが、必要に応じて、
- サイトマップ、ページ構成案
- 色テーマ
- デザインのコンセプト作成(トップページと中の数ページ)
- バナー作成
- アイコン作成
- 図やグラフ作成
- 写真やイラストの選択
- キャッチフレーズなどテキスト案
- CSS最終調整
をしています。
今迄このように仕事をした経験があるプラットフォームは、Drupalが一番多いですが、あとはウェブビルダーのWixとSquarespaceです。こちらでビジネスやマーケティング目的に合ったビジュアルと印象を作る部分を担当すると、開発者の方は機能搭載のサクサクと動くサイトを作ってくれます。
ウェブサイト作成をどこに頼もうかと今現在悩まれている方、開発技術者とデザイナーがチームとなって一緒に働いている業者をお勧めします。ありとあらゆる相談ができ、満足度もアップすることと思います。
0 comments on “ウェブ開発者とデザイナーでチームを組むメリット”